今日の絵本 今日のごはん

子供三人育児中 絵本とごはんの備忘録

本物の昔話

8月25日(日)

息子達の夏休みももうすぐ終わり、また学校が始まります。

自由工作の仕上げ、夏休みの宿題のチェック、新学期の時間割と持ち物のチェック×二人分で、午前中が丸々つぶれました。

補充しなければいけない学用品をリストアップして、午後からは買い出しへ。

夕方には、新学期を迎える前にさっぱりしておこうと、夫が息子達を美容室に連れて行ってくれました。

2歳娘がじっとしていない時期なので、細々とした用事はどうしても夫のいる土日に集中します。
今日も、もうクタクタ。
絵本の読み聞かせはまた明日。
ごはん作りもおやすみしたいなぁ。

そういえば、買い出しに行ったついでに、欲しかった本を1冊購入しました。明日ゆっくり読む予定ですが…

『世界のシンデレラ』
かわたまさなおコレクション
川田雅直 PHP研究所


子供の頃から、昔話や童話が大好きなんです。
世界の童話も日本の昔話もずーっと読んできました。
中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても、
そして今も(笑)

幼い頃、一流の画家達が贅沢に挿絵をつけたオールカラーの童話全集が何冊か家にあり、その美麗かつ細密、力強い物語世界の虜でした。

私にとって白雪姫は、『小学館 少年少女世界童話全集(1)しらゆきひめ』のその人ですし、
私にとって三びきの子ブタは、『講談社 世界のメルヘン(4)イギリス童話ジャックとまめの木』に収録されているものが本物です。

ちびくろさんぼも、よく書店で見かける赤い表紙のさんぼではなく、『小学館 オールカラー版世界の童話(4)ピノキオ』の中の男の子が、私にとっての本物の『ちびくろさんぼ』なんです。

『私にとっての本物の昔話』があるのは、その昔話がその人にとって血肉となった証だろうと思うのです。

昔話とは、第一義にはやはり娯楽だと思います。
長く地域や家庭で語り継がれてきたのは、おもしろいから。

そして同時に、
昔話は自分を所属する社会の善悪やルールを教えてくれ、
まっとうに生き抜くための知恵を授けてくれ、
才能や好奇心、欲や失望との上手い付き合い方を示してくれる
そんな子供たちへの指南書としての役割を長い間負ってきたのだと思います。

『私にとっての本物の昔話』を持つということはすごく幸運なことだと思うのです。
自分なりの確かな指針を持っているということですから。

息子達&娘にも、人生に根付くほどの昔話と出会えることを願っています。


◼️今日のごはん
朝:ロールパン、ハムエッグ、人参リンゴジュース
昼:ミートソーススパゲティ
夜:ご飯、蒸し鶏、もやしのナムル、キムチ、レタス、トマト
蒸し鶏は、少し塩がきつすぎた。